人工肛門!パウチが離せない完全無穴。直腸がんからストーマへ。

パウチ 使用方法

パウチ 装着の際に使う製品



人工肛門になればパウチは一生つけざるを得ません。

永久ストーマの私は一生つけ続けることになります。

痔の悪化→直腸ガン→人工肛門手術によりオストメイトになりました。

再建出来る出来ないは別として人工肛門(ストーマ)の人は

日々、パウチ装着は欠かせません。

パウチの装着や装具など、自身の利用状況を記すことで

同じ障害をお持ちの方の参考になればと思います。



パウチとストーマとの隙間を埋め、密着性を高め、
さらに皮膚障害を治すアダプトストーマパウダー。


▼使用するストーマパウダー
           アダプトストーマパウダー
▼こんな感じで使用します。(高さ2ミリ×幅2ミリ程度をストーマの回りに盛る)
ストーマパウダ使用図


使い方は簡単です。

人工肛門の回りに、人工肛門とパウチの隙間が出来ないよう

リング状に盛りつけ、パウチを被せる(密着させる)だけです。

ストーマ手術で人工肛門になってから2年間ずっと、こうして使っている

アダプトストーマパウダーという粉状皮膚保護剤です。

他にも同様の製品はあると思いますが、

最初に装着する時に病院で勧められて以来だと思います。

容器には粉が入っていますが軽く押さえると適量が上手く出て来ます。

ストーマ周囲などの皮膚を保護する粉らしく水分を吸収し

ストーマパウチとお腹を密着させるように出来ています。

しかも皮膚の障害を治す薬成分も入っているようです。

皮膚障害ができた部分に薄く塗っても(ふりかける)お腹の水分を吸収し

面板の密着を助長しながら皮膚の障害を治してくれます。


といっても2年以上ストーマの回りに皮膚障害は出ていません。

一年中パウチをつけているわけで、夏などには蒸れるのか、たま〜に、

ごく小さいニキビ状(アセモ)のものが出来ることがありますが

ほんの少々つけてパウチを装着しておくと、次回は消えています。

皮膚は人によりそれぞれだと思いますが

自分にはアダプトストーマパウダーは合っているようです。



パウチが簡単に剥がせる液体、
3M™ キャビロン™ 皮膚用リムーバー。


ストーマの悩みの一つは皮膚のトラブルだと思います。

パウチは粘着力の強い物質でお腹から剥がれないように接着してあります。

ということは皮膚にとっても負担が強いと思います。


傷口等に貼る絆創膏ですらアレルギー性の方にはケアが大変です。

          剥離剤

この3Mのキャビロンという 皮膚用リムーバーは

液体なのでパウチの接着面のふちに、たらすだけでスムーズに剥がれます。

他社製品もあると思いますが、2年間使い続けていますがトラブルはありません。


パウチ用の皮膚用リムーバーが
絆創膏はがす時、役に立ったそうです。


以前、赤ちゃんに絆創膏を貼ってるのだが、取り替える時が大変だ。

痛がるのと剥がした跡が赤くなるから・・・と困っている人がいました。

試しに使ってみたらと3M™ キャビロン™を渡したところ

綿棒にしみこませてテープの端からしみ込ませるだけで

ぱらっと剥がれるので、とても具合がいいと感謝されました。

この液体は非アルコール性ということで勧めたのですが

パウチをつける身になって、知った事がちょっとだけ人の役に立ちました。

スポンサードリンク


a:20100 t:4 y:3

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional